学習塾のホームページを修正すべき3つのポイントと修正方法

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ホームページも5年前に制作したので、バナーがたくさんあってデザインが古いです。そのせいか、ホームページからの問い合わせも少ないので内容を修正したいと思っていますが、何をどう修正して良いか分かりません。

数年前にホームページを制作した時から今まで、生徒を増やすには「ブログを書いたら良い」とか「SNSを使ったら良い」など、その時々のトレンドの集客方法を試した結果、ホームページが見にくく、情報を探しにくくなったという話を良く聞きます。

 

新しい集客方法を試してみるというのは素晴らしいことですが、更新していないSNSのリンクをホームページに掲載していると、「この塾は営業しているの?」「この塾は大丈夫なの?」と保護者にマイナスな印象を与えてしまいます。

 

しかし、ホームページを修正したいと思っても、何をどうやれば良いか分からない方がほとんどでしょう。

 

この記事では、学習塾のホームページを修正すべき3つのポイントと、その修正方法についてご紹介します。

  • 学習塾のホームページを修正すべき3つのポイント
  • ホームページを修正する方法
  学習塾のホームページを修正すべき3つのポイント
  1.  ファーストビューの改善
  2.  ホームページの構成の見直し
  3.  文章の書き方の改善
  • 元公文社員、学習塾業界の経験が18年
  • 生徒数2倍、ホームページアクセス数2.3倍など実績多数
  • コンサルティングや関わった塾は300件以上
  • 経済産業省、ドリームゲート認定アドバイザー

学習塾のホームページを修正すべき3つのポイント

学習塾のホームページを修正すべきポイントをご紹介しますが、下記の状況を想定しながら記事を読んでみて下さい。地域に密着した中小規模の塾のホームページを想定しています。

  • 保護者が中学生の我が子の成績が下がってきたので塾を探している状況
  • まずは聞いたことのある大手の塾のホームページから調べている
  • 従って、中小規模の塾である自塾のホームページを3,4番目以降に保護者が見ている

①ファーストビューの改善

まず一つ目はファーストビューの改善です。ファーストビューとは、ホームページのホーム画面を開いた際に最上部にある画像のことです。

 

弊社のサイトでいうと、下記のような部分をファーストビューと言います。

3,4番目の塾を調べている保護者の気持ちを考えると、少し疲れてきて、1番目に調べて大手の塾のようにしっかり読み込む割合が下がってきます。

 

ここを改善するだけでも、ホームページに来てくれた保護者が興味を持ってホームページを読んでくれるかどうかが決まりますので、改善ポイントの一つになります。

確かに、探し疲れ始めている保護者には、インパクトのある内容が必要かもしれませんね。

それではファーストビューの改善ポイントをご紹介します。

様々な学習塾のホームページを見ると、生徒が学習していたり、授業を受けている画像の上に、キャッチコピーをつけているページを見ます。

 

文字は読みやすさが大事ですので、キャッチコピーの背景は無地にしたり、ぼかした写真の上にキャッチコピーを掲載するなど、パッと見て読めるかどうか確認してみて下さい。

中学生を募集しているなら、中学生向けであることは最低限記載しましょう。

 

小学生の写真がファーストビューに使われているけど、実は中学生も高校生も受け入れているという塾もあります。

 

中学生向けが無いな、と思った時点で保護者はすぐに自塾のホームページから離れてしまいますので、「誰向けの塾なのか」については必ず記載して下さい。

保護者にとって、「塾に通わせて、学校の成績をあげたい」「我が子に学習する習慣をつけたい」「今の学力をひとつ上のレベルに持っていきたい」「具体的に進学させたい学校が決まっており、偏差値を上げたい」などのニーズがあります。そのようなニーズ解決できるかどうかをファーストビューに記載してあげて下さい。

 

まず「自分の悩みが解決されるか?」の後に、どのような授業をやるのか?料金はいくらか?という疑問が出てきます。

 

自分の悩みが解決できるか分からないまま、授業の特徴を説明されても保護者は頭に入りません。

 

地域や塾の特徴によって成績向上なのか、受験なのかニーズが違いますので、各塾で打ち出せるメリットをまずは知ってもらいましょう。

「塾に入れば成績があがりますよ」と言われるより、「入塾者の90%以上の生徒の成績が上がりましたよ」と伝えた方が、保護者は「そんな実績があるなら、行かせてみようかしら」と思うようになります。

 

数字を入れることで、自塾の良さをより保護者に伝えることが出来るのです。

 

以上のように、塾を探し疲れ始めている保護者の状況を考えると、まずファーストビューから修正することをおすすめします。

 

ファーストビューの修正については、こちらにも詳しく記載していますので参考にしてみて下さい。

ホームページの構成の見直し

2つ目はホームページの構成についてです。全体的なものもあれば、すぐに修正できるような点もあります。

ホームページに来てもらった保護者に、次にどのようなアクションを取って欲しいでしょうか??

もちろん、塾に興味を持ってもらって問い合わせをして欲しいです!

そうおっしゃる方がほとんどですが、問い合わせにもいくつか種類があります。
  • 入塾を希望したい
  • 塾について質問がある
  • 塾の資料が欲しい
  • 体験授業に参加したい

ホームページからの問い合わせが少ない塾の場合、いきなり「入塾を希望したい」を目的にすると、保護者にとっては問い合わせるハードルが高くなります。

 

いきなり入塾より、「体験学習に参加したい」という方が保護者の心理的なハードルが大きく下がります。

 

それは、塾の雰囲気や塾講師と我が子の相性はどうか?信頼できる塾なのか?は実際に授業を受けたり、講師と話さないと保護者が納得できないからです。

 

保護者は大手塾を始め、他の塾とも比べていますので、実際に体験してみて良い塾に申し込もうと考えている保護者は多いのです。

目的を決めたら、問い合わせにつながる導線を作ります。

 

例えば、塾の特徴を説明しているページがあるとします。保護者がこの部分を読んで、「大手とは違った良さがあってうちの子に合いそう」と思ったその時に、無料で体験授業が受けられることをキャッチコピーとして表記し、問い合わせボタンを付けたら、問い合わせをしてくれる確率はあがります。

上の図のように、保護者が「この塾良さそう」「体験授業を受けても良いな」と思う場所に問い合わせボタンを設置することが大事です。

デザインが古いな、と感じている塾の方のホームページは下記のようなサイドバーにバナーがたくさんあるデザインの方が多いです。

この画面をパソコンで見た場合、情報量自体は非常に多いので良い面もあるのですが、保護者にとっては知りたいと思った情報がどこにあるのが探しにくく、3~4つの塾を探している場合は「面倒だな」と思った瞬間にページを閉じてしまうでしょう。

 

また、パソコンではサイドバーは表示されますが、スマートフォンだと下までスクロールしないと情報は表示されません。

 

下まで見ないと表示されないということは、見られる確率がぐっと下がるということです。

ホームページのデザインも流行がありますが、最上部にメニューがあり、その下は画像+キャッチコピーを載せて、何のホームページかをユーザーに伝えている構成が一般的です。

 

バナーは設置せずに、ページごとに伝えたいテーマが決まっているので、保護者はストレスなく情報が探しやすくなっています。

文章の書き方の改善

筆者は仕事柄、今まで数千の塾のホームページを見ていますが、塾ならではの特徴としては、「文章が長くて読む意欲が減ってしまう」傾向にあります。

 

塾の教育理念を知って欲しい、自塾の良さを伝えたいという強い想いは理解できますが、読む側としては短時間で必要な情報を集めたい、という気持ちが強いので、長文だと読む意欲が無くなってきます。

 

特に、大手塾のホームページをいくつか見た後であれば、読むのも疲れていますので、見出しだけである程度内容が分かることが大事です。

塾の特徴であれば、見出しを20~40時程度、説明部分も200字以内に収め、画像なども入れて見やすいレイアウトにすることが大事です。

 

また、よく生徒や保護者の声を長文で記載している塾もありますが、内容を要約したものを見出しとして大きく表示させることも大事です。

 

一人ひとり細かく読ませるのではなく、パッと見て分かることが大事です。

人は文章で説明されるより、図やグラフを使った方が理解がしやすいです。

また、塾全体の成果など保護者に必ず伝わって欲しい内容を図やグラフにしてあげると、保護者に内容が伝わりやすいです。

 

これも先ほどの見出しを付けるのと同じ、パッと見てわかる工夫になります。

 

この2つは最低限実施して頂きたい点ですが、その他にもポイントはありますので、こちらもご参考にして下さい。ブログの書き方のコツなども解説しています。

ホームページを修正する方法

次に、ホームページを修正する方法についてご紹介します。

プロに任せる方がお得

現在の塾のホームページを自分で作った、もしくは他でもホームページを作った経験がある方はご自身で修正できると思います。 しかし、ホームページの修正の仕方を調べても下記のような専門知識が必要なことが分かると思います。
  • HTML
  • CSS
  • CMS
  • WordPress
  • FTP
  • サーバー
  • ドメイン、アカウント

現在の塾のホームページの作り方によって必要な専門知識が違ってきます。

 

費用を押さえようと思って自分で勉強するのも一つの方法ですが、勉強する時間や実際に修正する作業時間が膨大にかかります。

 

しかも、知識や経験不足によって自分の意図通りに修正できるとも限りません。

ホームページ制作会社を選ぶポイント

現在、自塾のホームページをメンテナンスしてくれる会社があれば、そちらに依頼するのが手っ取り早いです。

 

だたし、その会社が生徒募集や集客に強い会社かどうかは確認する必要があります。理由は、集客のノウハウが無いと今までお話したような内容が理解できず、ホームページに落とし込めないからです。

 

また、特に何もしてもらってないのに、月に2万円以上支払っているようなメンテナンスの費用が高い場合は、契約切り替えのタイミングかもしれません。

 

新しいホームページ制作会社に依頼しようと思った時、失敗しないために制作会社を選ぶポイントをご紹介します。

  • 教育分野や塾業界の実績があるか
  • 自分でできないことをやってくれる会社か
  • 実際に話してみて自分に合いそうか、信頼できそうかどうか
  • 制作過程で、進捗の報告や確認を行うか
  • 目的やイメージをくみ取って柔軟に対応してくれるか
  • その目的を達成できるように制作してくれるか
  • 上記を踏まえて、価格が相場の範囲内に収まっているか

問い合わせを増やすことを目的にしているなら、塾業界の実績があり、集客に強い会社を選ぶことがおすすめです。

 

詳しくはこちらに解説してありますので、参考にしてみて下さい。

ホームページを修正して問い合わせを増やそう!

ホームページの修正すべき3つのポイントをご紹介してきましたが、保護者が自塾のホームページを見た時に、パッと見て内容が分かるストレスなく知りたい情報が分かる、ということがポイントです。

情報を探すのに疲れてきている保護者の立場になって、自塾のホームページを見直してみて下さい。

 

自分で見直してみて「何が悪いのか分からない」「悪いところは分かるけど、どう修正して良いか分からない」などありましたら、こちらからご相談下さい。

 

塾のホームページを拝見して、具体的な修正点と修正内容を無料でご提案させて頂きます。

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