【保護者の不安から考える】塾のホームページに載せるべきコンテンツ7選

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今のホームページから問い合わせも少ないし、デザインも古いのでリニューアルをしようと思っています。でもどんな内容にしたら良いか分かりません、、、

どの塾でもホームページを持っているのは当たり前の時代になりました。持っているのが当たり前になれば、差がつくのは内容やデザインになります。

 

ではどのような内容にすれば良いかですが、

 

結論からいうと、塾のホームページに載せるべきコンテンツは、その塾のある地域の保護者が知りたいこと、不安や疑問に思っていることです。

それでは乱暴なので、筆者が考えるコンテンツやその背景となる保護者の不安や疑問もあわせてご紹介します。

  • 塾のホームページを作成する前に確認したいポイント
  • 塾に対しての保護者の不安や疑問
  • 筆者が考える塾のホームページの載せるべきコンテンツ7選

 塾のホームページに載せるべきコンテンツ=塾の地域の保護者が知りたいこと

 

筆者が考える塾のホームページの載せるべきコンテンツ7選

  1.  自分の塾ならではの特徴
  2.  特徴を裏付ける実績(数字)
  3.  教師プロフィール
  4.  コース、カリキュラム
  5.  価格
  6.  生徒、保護者の声
  7.  体験授業の流れ
  • 元公文社員、学習塾業界の経験が18年
  • 生徒数2倍、ホームページアクセス数2.3倍など実績多数
  • コンサルティングや関わった塾は300件以上
  • 経済産業省、ドリームゲート認定アドバイザー

塾のホームページを作成する前に確認したいポイント

本題に入る前に、本記事の内容の前提を確認したいと思います。

目的を明確にする

ホームページは何となく作ったり、デザインが古いからという理由だけでリニューアルする方がいますが、そのような場合の多くはホームページを作ってもアクセスされない状況に陥ってしまいます。

 

その理由は目的が明確になっていないからです。

 

次の目的の方はこの記事は役に立たない内容になっています。

  • ホームページが名刺代わり程度の情報で良い方
  • 口コミやチラシで十分に生徒募集が出来ている方

このような方々は簡単でシンプルなページで十分でしょう。
今は自分で簡単にホームページも作ることが出来ますし、内容が多くないので制作会社に依頼しても安く作成してくれます。

 

しかし、下記のような方はこの記事が参考になる部分があると考えています。

  • チラシやポスティングなど今までの生徒募集が上手くいかない方
  • ホームページを生徒募集に使いたいと思っている方
  • 目的は考えていなかったけど、生徒は増やしたいと思っている方
ホームページの目的をまず決めることが成功への第一歩です。

ホームページを作っただけでは、アクセスされない

ホームページを作れば、自然とアクセスする人が増えると考えている方がいますが、作っただけではアクセスされません。

そうなんですね、、、

自然と色々な人からアクセスされるのかと思ってました

アクセスされるには、
  • SNSを活用する
  • チラシなどの紙媒体にホームページのQRコードを掲載する
  • オンラインで広告を出す
  • 検索されて、結果に自分のホームページが表示されるようにする

などが挙げられます。

 

生徒を増やすには、ホームページだけ作っても意味が無い、ということを知っておいてください。

 

詳しい集客方法はこちらの記事をご参考下さい。

保護者が見やすいサイトデザイン

せっかく良い文章やコンテンツを作成しても、保護者に読んでもらわないと意味がありません。

 

それにはサイトデザインの工夫が必要ですので、少し具体例をご紹介します。

自塾のホームページに初めて来た保護者の方が何か情報を欲しいと思った時、どのボタンをクリックすれば欲しい情報が得られるのか、そのボタンはどこにあるかを無意識に考えて行動しようとします。

 

しかし、そのボタンが思ったところに無ければ保護者の方はどんな心理になるでしょう?目をきょろきょろさせ、数秒探しても見つからなければ、イライラし始め、自塾のホームページから離れてしまいます。

 

最近はデザインに凝ったホームページも増えてきましたが、奇をてらったデザインだと、保護者は自塾のホームページから離れてしまいます。

サービスの内容を知りたい時は、上のメニューから「サービス」に関するボタンを押すのが一般的です。

 

また、トップページにサイドバーを設置しているサイトデザインもあり、それはそれで良いのですが、上記の画像のようなシンプルなサイトが今の保護者にとって「一般的」だということはお知りおき下さい。

保護者を含めた現代人は、パソコンやスマホの使用時間が長くなり、大量の情報と接しています。従って、何が自分にとって必要か、必要でないかを瞬時に判断し、情報を取捨選択しています。

電通によると、この2010年~2020年までの10年間で、メディア接触時間は1日60分以上増加しており、パソコンとスマホとの接触時間の合計は1日80分以上増えています。

また、上の画像のように、ホームページの最初の画面は保護者にとっては非常に重要な情報源です。例えばここに「あなたの未来を創る」のような抽象的なキャッチコピーだと、「自分のためのホームページではない」と判断され、ページを閉じられるリスクが高まります。

 

次のページへのアクセス、もしくはページの下にスクロールしたいと思わせるサイトデザインにすることが必要です。

特に学習塾のホームページでは、「誰向け」ということが記載されていないことが多いです。

高校生の保護者が見ると、小学生や中学生らしい子どもの画像があり、「高校生」という単語が書いていないと、「この塾は高校生は受け入れていない」と判断されることもありますので、注意して下さい。

学習塾のホームページをいくつも見ていると、多くの学習塾が文章を強弱を付けずに長く書いてしまう傾向にあります。

 

下の文章だとどちらが見やすいでしょうか?

誰もがみな、文章を読むことが好きな訳ではありませんので、sサイトデザインを工夫し、伝えたいことをしっかり伝えることが大事なのです。

 

サイトデザインについては、こちらに詳しくご紹介していますので参考にしてみて下さい.

塾に対しての保護者の不安や疑問

筆者の過去の経験から、代表的な保護者の不安や悩みを紹介します。

  • 親の悩み(子どもの成績、進学、受験など)を解決してくれるか
  • 自分の子どもを通わせるほど信頼できる塾か
  • 子どもと講師の相性は良いか?質問や話しやすい講師か?
  • 子どもにあうカリキュラムがあるか
  • 月額の費用に加えて追加料金はないか
  • 塾の実績は本当なのか?
  • 体験学習・入塾するにはどのような手続きがあるのか?

確かに、保護者と話をしていて、似たような話を聞いたことがあります。

これはあくまで筆者の経験によるもので、地域によって変わることもあります。

 

例えば、富裕層が多い地域で進学塾を経営している場合、塾の料金については関心が薄い割合が高くなりますので、価格について詳細は書かずに、進学実績などをよりアピールする方が有効な場合もあります。

 

実際に自分の塾がある地域の保護者に話を聞いたり、アンケートを取ったりして地域の生の声を取るというのが一番の理想です。

なるほど、自分の地域の保護者を知りたいことをまず調べて、それをホームページのコンテンツにしていくんですね。

もしそれが難しければ、今まで入会しようか迷っている保護者からよく質問された内容を思い出してみて下さい。

 

塾で働いていると当たり前のことが、保護者にとっては当たり前では無いということが良くあります。保護者の目線で考えてみると、ホームページに載せるコンテンツが見えてくると思います。

また、色々な塾のホームページを見ることが多いのですが、良く見たことがあるフレーズが並んでいて、他塾との違いが分からないことも多いです。

他との違いを明確にすることも大事なポイントです。

筆者が考える塾のホームページの載せるべきコンテンツ7選

① 自分の塾ならではの特徴

親が塾のホームページを見る場合、何等か子どもについての悩みがあるはずです。その悩みを解決してくれるか?が保護者が知りたい最初のポイントになります。

 

しかし、他の塾と似たような内容であれば、保護者は迷ってしまいます。

全く同じでないにせよ、似たような文言だったり、保護者からみたら違いが分からない場合があります。
  • 塾に通うと得られるメリット
  • 他塾にない「強み・特徴」
について、ホームページに載せていきましょう。

② 特徴を裏付ける実績(数字)

数字がある場合と無い場合では、受け取り側の印象が違ってきます。理由は数字がある方が、より具体的にイメージ出来るようになるからです。

上のように、数字を入れることで保護者も塾のイメージが付きやすくなります。成績アップを約束されても「本当?」と不安に思う保護者も、9割の実績があることが伝われば、塾への信頼も増すでしょう。

③ 教師プロフィール

保護者が塾に申し込む際に心配な点の一つがどんな講師が教えてくれるか?です。自分の子どもとの相性が良いのか、教え方は上手いのかなど心配は尽きません。

このような写真がホームページに掲載されていれば、自分の子どもとも年齢が近い講師が楽しく授業してくれそう、のようなイメージを持つ方も多いです。

 

写真の下にはプロフィールも載せてみましょう。

 

プロフィールは「この講師だったらうちの子どもを任せても良い」と思ってもらうことが大事です。その際も数字を入れることがポイント。「講師歴〇〇年」「のべ〇〇人の指導実績」など保護者の信頼につながる内容を記載しましょう。

④ コース、カリキュラム

コースやカリキュラムはどの塾もホームページに載せていると思います。しかし、「保護者が選びやすい」という視点で見直してみて下さい。

よく1週間に通える回数や、授業時間などでコースを分けている塾がありますが、保護者にとっては何を選んで良いか分かりません。コースごとに、「こんな人におススメ」という内容を記載しておくと保護者の悩みも解消されます。

⑤ 価格

保護者が最も関心がある項目が価格です。その不安を解消されるために、明確に価格は提示しましょう。後から「この費用も必要なの?」と思われるとマイナスイメージになってしまいます。

ポイントは料金体系を価格のページの最初に記載してあげることです。初期費用や月額費用以外に何かかかる料金があれば明示しておきましょう。それでも明示することが難しければ、「詳しくはお問合せ下さい」などの手段を用意しておきます。

⑥ 生徒、保護者の声

消費者はインターネットの情報をすぐに信用しません。特に我が子を通わせようとする塾であればしっかり選ぶでしょう。その際に大事になるのが、生徒・保護者の声です。

いかに成果を分かりやすく数値化し、保護者が理解しても信用してもらわなければ意味がありません。成績アップを売りにしている、実際に伸びている生徒も何人もいる、となれば納得度は増していきます。生徒だけでなく、保護者の声もあれば更に良いでしょう。

生徒や保護者の声は、「他塾との違い」「強みや特徴」「実績」など今まで記載したことを代弁してくれます。

写真や名前を掲載出来れば、信頼度が増します。しかし、個人情報の取り扱いは厳しくなっておりますので、掲載する場合は必ず保護者の許可を得て掲載しましょう。

 

個人情報の記載が難しくても、最低限として学年を記載しておくと、同じ学年の子どもを持つ保護者が記事を読んでもらいやすくなります。

⑦ 体験授業の流れ

入塾の手続きもそうですが、入塾する前に多くの塾で体験授業を実施しているかと思います。

 

体験授業は、もちろん子供にとっても初めての経験ですが、親にとっても兄弟がいなければ初めてであるケースがあります。

 

体験授業に持って行くものは?塾に行ったら何をすれば良い?など分からないことだらけです。しかもタブレットなどICTを活用した授業を行っている場合はやることが増えてしまいます。そんな不安をホームページで解消してあげましょう。

保護者が知りたい情報をホームページに載せる、ということを忘れずに作成してみて下さい。

7つのコンテンツをホームページでどのようにレイアウトやデザインするのかについては、こちらの「02:学習塾のホームページに載せるべきコンテンツ7選」をダウンロード下さい。

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目次

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