学習塾のホームページ リニューアルの費用相場は?制作時の注意点もご紹介

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今の学習塾のホームページのデザインも古いので、新しくしようと思っています。ホームページをリニューアルする際の相場の価格を知りたいです。

ホームページ制作会社がテレビでCMを流すことも少ないこともあり、大手やネームバリューのあるHP制作会社名がピンとくる方は少ないと思います。

 

さらに、ホームページのリニューアルと一言でいっても、実際いくらかかるのか分からない人の方が多いのが実情です。

 

また、ホームページのリニューアルの相場の価格を知る前に、ホームページの役割を確認することが大事です。なぜなら、ホームページが担うべき役割によって、ホームページ制作の価格が変わってくるからです。

 

そして、せっかく費用をかけてリニューアルする訳ですから、今のホームページを改善して入塾希望の問い合わせを増やしたいものです。

 

2021年に行われたテラコヤプラスの調査によると、「学習塾を選ぶ際や検討する際に何を参考にしていますか?」との質問では、「インターネットを検索した」という保護者が最も多い結果となりました。

ホームページをリニューアルすることは、生徒を増やす大きなチャンスです。 この記事では、ホームページ作成の費用感とともに、ホームページのリニューアル時に学習塾のホームページに載せるべき必要項目や作成のポイントについてご紹介します。
  • 学習塾のホームページの役割
  • ホームページのリニューアル時に気を付けるポイント
  • 自塾のホームページにかかる費用感
  ホームページのリニューアル相場
  1.  WEB版のパンフレット(20-30ページ)100万円以下
  2.  問い合わせを増やしたい(100ページ以下)100~300万円
  3.  問い合わせを増やしたい(100ページ以上)300万円以上
  • 元公文社員、学習塾業界の経験が18年
  • 生徒数2倍、ホームページアクセス数2.3倍など実績多数
  • コンサルティングや関わった塾は300件以上
  • 経済産業省、ドリームゲート認定アドバイザー

そもそも学習塾のホームページの役割とは?

ホームページの役割によって費用が変わってきますので、まず役割について考えてみます。学習塾ではホームページの役割は大きく2つに分かれます。

WEB版のパンフレット

これは学習塾がチラシなどの広告費をかける積極的な生徒募集を行わなくても口コミで生徒が増えている学習塾が対象となります。

 

友人から自塾のことが良いと聞いた保護者が、そのホームページを見て塾について知る、というパンフレット代わりの役割です。

 

塾の授業は何曜日の何時から行われるのか、価格はいくらかなど基本的な情報を載せていれば、後は入塾してくれるようなケースです。

 

これは口コミで入会しようとしている保護者が確認のためにホームページを見る、という位置づけなので、入会しようと思っていない保護者であれば、「ふーん、こんな塾なんだ」で終わってしまいます。

ホームページ経由の問い合わせを増やす

もう一つは、ホームページを通じて問い合わせを増やしたい、生徒数を伸ばしたいと思っている学習塾が対象となります。

 

塾を探している保護者がホームページの内容を見て、「この塾だったら試しに行かせてみよう」とか「良さそうだけど、不安なこともあるので問い合わせてみよう」と問い合わせにつながる役割です。

 

保護者が自塾の存在を初めて知った、もしくは他の塾と比べている中で、自塾のホームページに記載されていることに魅力を感じたので、問い合わせフォームから無料体験を申込んだ、というケースです。

本当は2番目の問い合わせを増やしたいと思っていますが、今のところ最初のパンフレット的な役割にしかなっていない気がします、、、

そうであれば、まずはホームページに記載すべき項目は何かを次から確認していきましょう。

リニューアル時に押さえたい必要事項を確認しよう!

ホームページのリニューアルを検討している方は、現在のホームページにどんな項目が記載されているか、問い合わせを増やすには、何を記載しなければならないのかについてご確認下さい。

一般的な学習塾が掲載している項目

学習塾のホームページで良く掲載している項目は下記になります。この内容が概ね記載されていれば、WEB版のパンフレットの内容としては十分になります。
  • 教育方針
  • コース、授業スケジュール
  • 料金
  • 住所、地図
  • 問い合わせ

問い合わせが多い学習塾が掲載している項目

筆者は仕事柄から様々な学習塾のホームページを見ています。ホームページからの問い合わせが多い学習塾は下記のような内容を掲載していますので、ご紹介します。

多くの塾が「合格実績」や「成績アップ」をうたっていますが、保護者から見ると違いが分かりません。

 

塾に通うと自分の子どもにどんなメリットがあるのか、他塾には無い強みは何かをトップページに記載することが大事です。

「成績UPをお約束」と「9割の生徒が成績UP」とでは、印象が違ってきます。数字があった方がより具体的になり、保護者の方もイメージしやすくなります。

保護者が塾に問い合わせる際に心配な点の一つが、どんな講師が教えてくれるか?です。笑顔の写真やプロフィールがあれば、「この先生たちだったら大丈夫そう」と思ってくれる確率は高まります。

単純にコースの名前とカリキュラムが書いているだけではダメです。

 

自分の子どもはどのコースが良いのか?が分かる必要があります。コースごとに、「このようなお子様におススメ」という内容を記載しておくと、保護者の悩みも解消されます。

 

受験対策を中心に学習したい生徒は週2回コース、受験対策に加え基礎学力が足りていない生徒は週4回コース、などです。

価格も記載している学習塾が多いですが、コースの価格しか書いていない学習塾のホームページを良くみかけます。

 

保護者の心配は、コースの月額の価格以外にいくら払う必要があるのか?です。入会費用やテキスト代など月額の費用以外があるか、無いかを明記しておきましょう。

生徒さんや保護者さんの口コミをホームページに掲載している学習塾はあります。しかし、保護者の声が長い文章になっていたり、生徒が書いた手書きの画像が添付されていて、ポイントが何なのか分からずに読まれていないケースが散見されます。

 

生徒、保護者の声の中で一番伝えたいことを「見出し」にしてパっと分かる工夫をすると、しっかり生徒、保護者の声を伝えることが出来ます。

無料体験でやることは何?何を持っていけば良い?など、初めて参加する子どもや保護者が疑問がいっぱいです。

 

体験授業の申し込みをアピールする前に、何をするのか説明しましょう。

 

また、ホームページに載せるべき内容の詳細は、下記の記事でご紹介していますので参考にしてみて下さい。

こうやって見ると、リニューアルする時に色々修正した方が良さそうですね。。。

このようなポイントを知った上でリニューアルすることが大事になってきますので、まず知ることから始めましょう。

学習塾のホームページ リニューアル時のポイント

保護者が知りたいことをホームページに掲載する

先ほどご紹介した、「問い合わせが多い学習塾が掲載している項目」の共通項は何かというと、全て「保護者が問い合わせの前に知りたいこと」になります。

ホームページを作ろうとすると、どうしても「自塾の強みを伝えたい」気持ちが先行しますが、保護者の立場になって、何を伝えるべきか考えてみて下さい。

入会していな保護者から良く質問されることなどを思い浮かべてみるところから始めてみて下さい。

ホームページにアクセスされる導線を作る

リニューアルすることによって、ホームページの内容や導線が改善され問い合わせを増やすことは可能です。

 

そして、もっと問い合わせを増やそうと思えば、インターネットを使ったWEB集客をお勧めしています。

 

詳しくはこちらの記事を参考にして下さい。

同じ地域にある大手の塾でもWEB集客を有効に使えていませんので、中小の学習塾がWEB集客に取り組むことは大きなチャンスです。

リニューアルはWEBを使った集客を始める良い機会です。この機会を活かして生徒を増やしていきましょう。

弊社はWEB集客の支援も行っていますので、興味のある方はこちらまでお問い合わせ下さい。

レスポンシブ対応

スマートフォンで見やすくホームページを表示させるレスポンシブ対応は必須です。

 

PC版のホームページのデザインでスマホにそのまま表示させた場合、レスポンシブ対応ができていないホームページはデザイン崩れが起こります。

 

中には、表示画面全体がスマートフォンのディスプレイサイズに合わせて縮小表示され、文字が小さくなってしまう塾のホームページもあります。そうなると、保護者は文字を拡大して読む必要があり、手間になります。

 

レスポンシブ対応をしてくれるホームページ制作会社がほとんどですが、依頼する場合は費用に含まれているか等を確認しましょう。

ホームページ リニューアルの費用感

ホームページ作成費用は、ホームページの役割やページ数よって違います。下記でご紹介する相場感は、ホームページ制作会社と多くの取引があるWEB幹事のデータをもとにご紹介しています。

 

こちらの価格は既にホームページを持っていて、新しくリニューアルする際の価格になります。

WEB版のパンフレット(20-30ページ)

今のホームページのデザインが古い、スマホに対応していななどホームページの見た目を新しくしたい場合、ホームページが30ページ以下であれば相場は下記になります。

 

価格相場:100万円以下
制作期間:2~3カ月

 

ただし、ホームページの内容を新しくしたい場合、文章や画像の制作を依頼すると100万円を超える場合があります。

問い合わせを増やしたい(100ページ以下)

問い合わせを増やしたい場合はホームページのページ数が影響します。

 

価格相場:100~300万円
制作期間:3~4カ月

 

最低100万円からが目安で、ページ数が増えるほど金額が大きくなり最大300万円が目安です。

問い合わせを増やしたい(100ページ以上)

そして100ページ以上だと下記の金額です。

 

価格相場:300万円~
制作期間:4~6カ月

運用費用(メンテナンスなどの名目)

また、現在もホームページの運用費用として、月額でホームページ制作会社にお支払いしているかと思います。運用費用の相場は、

 

WEBパンフレット・・月額1万円程度
問い合わせを増やしたい・・月額10-30万円

 

こちらが相場になります。

 

WEBパンフレットの場合、運用費用の業務範囲の例として下記になります。

  • 各ページの修正(合格実績の更新など)
  • サーバー使用料金
  • URL使用料金
  • 定期的なシステム更新
  • バックアップ
問い合わせを増やしたい場合、上記に加えて下記のような内容も加わります。
  • Web面談による運用レポート(月1回まで)
  • 専属スタッフによるサポート

問い合わせを増やすことを目的にしていますので、それが実現できるようにホームページのデータを分析して、改善していく、という作業です。

 

そのため、金額も高くなっているという訳です。

学習塾の実務では、ページの修正をたまにお願いしているだけ、という方が多いのではないでしょうか。

それにも関わらず、毎月5万円、10万円と支払いを行っている場合は、リニューアルの際に値段の交渉をするか、制作会社の見直しを行った方が良いかもしれません。

依頼先によって費用も変わる

中小の塾ではホームページで集客したいけど、HP制作に100万円以上も払えない、という方もいらっしゃると思います。

 

注意点もありますが、依頼先によって100万円以下で依頼できる場合もあります。

フリーランスの費用

こちらは10~50万円程度、1カ月以内から1~2か月程度で制作してくれます。

 

ただし、依頼するフリーランスによってスキルや経験が違ってきます。

小規模のホームページ制作会社の費用

こちらは100万円以下で制作してくれるところもあり、1~2か月程度で制作してくれます。

サブスクタイプ

初期費用が0円で、月額9,800円、のような会社もあります。初期費用がかからないのでお得に感じるかも知れませんが、この金額だとページ数が限られるなど制限が色々あります。

 

集客が目的のサブスクで、月額29,800円の例があります。
この場合、年間で149,000円、5年で745,000円となりますので、制作内容と長期間での費用換算の確認が必要です。

100万円以下の費用で依頼する場合の注意点

100万円以下の場合、多くの会社が実施する内容は「デザイン」と「コーディング」のみです。コーディングとはデザインされたものをWEB上で表示させる作業です。

 

従って、ホームページのコンテンツである文章や画像は自分で用意する必要があり、出来ない場合は追加で料金がかかります。

 

また、「集客に強い」と唄っている場合、その内容や根拠の確認も必要です。

 

多くはコーディングする際に、Googleからホームページから評価される(塾名で検索した時に上位に表示される)「設定」だけを行います。

 

ホームページにアクセスされないと、検索結果にも出ませんので、アクセスが増えるような支援をしてくれるか?問い合わせが増えるような支援やアドバイスはしてくれるか?などの確認が必要です。

費用に大きな幅がある理由

ホームページ作成の費用感をお伝えしましたが、100万円単位で大きな違いがあります。

 

その主な違う理由を3つご紹介します

【その1】ホームページ作成の費用のほとんどが人件費だから

ホームページ制作費用の9割以上は人件費です。

 

そして、人件費の単価を決めるのは会社であり、会社によって単価が大きく違います。

 

自分の会社は専門性が高く、成果を出していると思っている会社は単価を高くする場合があります。

 

一方、同じように成果を出していても、良いホームページを一人でも多くの人に安い価格で届けたいと思っている会社は単価を安くします。

 

従って、会社の考え方の違いで人件費の単価が変わってきますので、価格に幅が生まれるのです。

【その2】問合せを増やそうと思うと、ホームページ制作とは違う経験、スキルが必要だから

ホームページの役割で、WEBパンフレットか問い合わせを増やすかで大きく価格が違います。

 

それは、問い合わせを増やす経験やスキルを持った人材が必要だからです。その分、人件費が増えることになり、大きな価格の違いが生まれます。

 

ここで注意して頂きたいのは、10~30万円程度で問い合わせを増やすホームページを作りますと謳っている会社です。

 

格安なので飛びつきがちですが、どのような考え方で問い合わせが増えるのか、一度聞いて見て納得した上で依頼することをお勧めします。

【その3】関わる人が増えると、管理することに大きなコストがかかるから

問い合わせを増やすホームページを作成する場合、下記のような人たちが関わります。
  • 営業担当者(契約後にはホームページ制作に関わらない)
  • 全体をマネージメントする人
  • 市場調査、競合調査をする人
  • ホームページの設計をする人
  • ホームページの文章を考える人(複数)
  • ホームページの画像を制作する人(複数)
  • ホームページのデザインを考える人(複数)
  • デザインをWEB上に表示させる人(複数)
  • デザインが正しくWEB上に表示されているか確認する人

これだけの人が関われば、塾側のニーズを関係スタッフ全員に正しく伝えるだけでも時間がかかります。

 

それは全体をマネージメントする人の責任なのですが、その人が塾側の意図を各スタッフに伝え、各スタッフの制作したものが塾側のニーズにあっているか確認し、違っていたら修正してもらう、などの作業を一つ一つしていたら相当な人件費がかかることはお分かりいただけるのではないでしょうか。

まとめ

本記事では、ホームページの役割と規模ごとにホームページ制作の費用感をご紹介しました。そして、制作費用の金額に大きな幅がある理由についてご紹介してきました。

 

弊社は、良いホームページを一人でも多くの人に安い価格で届けたいと思っている会社の一つです。

 

また、複数ある専門分野の内容を少人数で行える体制作りや業務の効率化を図ることで、相場より低い価格で問い合わせを増やすホームページを作成しています。

 

弊社の価格についてはこちら

 

ホームページに関して見積が欲しいなどありましたら、こちらからお問い合わせ下さい。

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