学習塾のSNS集客で失敗しない方法!生徒倍増の成功事例からSNS活用に効果的な3ステップを紹介

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Facebookをやっていますが、フォロワーがなかなか増えません。生徒募集にもつながっていないし、インスタの方が良いのでしょうか?

SNSは使っているけどフォロワーが増えず、更新頻度も下がってしまい、生徒募集にも上手く活用できないという相談を良く受けます。

 

SNSは「いいね」が多いと投稿するモチベーションになりますが、そうでなければ、事務的な作業になりがちです。

 

この記事では、塾で良く間違えるSNSの使い方を踏まえた上で、上手く生徒募集につなげる3つのステップをご紹介します。

  • 塾の集客でSNSの失敗例と、失敗する3つの理由
  • 塾のSNS集客で生徒を増やす3つのステップ
  • 何のSNSを使って塾の集客をしたら良いか?
  • SNSは苦手という方がやるべきこと
  塾のSNS集客で生徒を増やす3つのステップ
  1.  既入塾の保護者・生徒(高校生中心)の満足度を高める
  2.  情報拡散により、塾の認知度を高める
  3.  未入塾の保護者、生徒(高校生中心)を自塾のホームページに誘導する
  • 元公文社員、学習塾業界の経験が18年
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塾のSNS集客の失敗例

情報の内容が「塾からのお知らせ」が中心になっている

もし「集客が目的です」と思ってSNSを始めたとしても、キャンペーンのお知らせや、塾から保護者に伝えたいことが投稿の中心になっていませんか?

前はいろいろ投稿してたんですけど、ネタもなくなってきたりして最近は事務連絡が多いかもです、、、

SNSでは、フォロワーの興味のある投稿が良く読まれたり、いいねがついたりします。

 

SNSの集客で失敗してしまう塾は、事務連絡ばかりしています。

 

塾の投稿内容が「事務連絡」的なものだらけであれば、そもそもフォロワーは塾の投稿を読んでいないでしょう。今はSNSでつながっていても投稿が自分のSNSに表示されない設定も出来ますので、そもそも情報が伝わっていないかもしれません。

SNSの更新が数カ月以上されていない

塾のSNS運用の失敗例として、簡単な事務連絡さえしない塾のSNSアカウントも見かけます。結果として、SNSが何カ月も更新されない状態が続いてしまいます。

 

例えば、塾のホームページにSNSのリンクがあって、そこをタップしてみると、最新の投稿日が数カ月以上前のSNSを見かけます。

 

SNS利用者は、SNSの情報にリアル性を求めています。

 

保護者は最新情報がアップされていないと、「この塾は大丈夫なのかしら?」と思う場合もあります。SNSを今後使用する予定がないなら、止めなくても良いのでホームページからリンクを外しておくことをおすすめします。

塾の集客でSNSを使って失敗する3つの理由

SNSについての相談を良く受けますが、まず、上手くいっていないケースに共通している3つの失敗する理由をご紹介します。

<理由1>SNSは無料だし手軽だ、と思っている

えっ??

SNSは無料で手軽に情報発信できることが大きなメリットではないのですか?

はい、SNSに登録して投稿すること自体にお金はかかりませんし、投稿内容が出来たら手軽に情報発信できます。

 

しかし、SNSが上手くいっていないケースは、SNSの投稿の内容についてあまり時間をかけていません。

 

インフルエンサーという言葉は聞いたことありますでしょうか?世間や人の思考・行動に大きな影響を与える人物のことで、インフルエンサーがSNSで紹介すれば売上が上がると言われています。

 

インフルエンサーがSNSに投稿することは仕事のうちの一つであり、その一つの投稿に時間をお金をかけています。

 

塾で集客のためにSNSに投稿することも、それなりの努力が必要です。

それは分かっているけど、そんなSNSにかける時間はありません。。。

インフルエンサーと同じように時間とお金をかけろ、と言っている訳ではありません。しかし、手軽に投稿しただけでは生徒は増えない、ということをまずは知って頂きたいと思います。

<理由2>SNSを使う目的があいまい

「上司に言われたから、とりあえずSNSをやっている」
「少し前にSNSの担当になったので、業務としてやっているだけ」
「他の塾がやり始めたのを聞いて、遅れないように始めた」

 

という場合は、SNSが単なる作業になっています。そのため、塾の集客につながらないケースは良く見かけます。

<理由3>若い社員がいるから、という理由でSNS運用を任せっきりになっている

とりあえず「若いから」という理由だけでSNSの投稿をそのスタッフに任せている塾もあります。

 

そのスタッフがマーケティングのことなどを学んでフォロワー数を増やしてくれたら良いのですが、そうでは無いケースが多いようです。

 

2つ目のSNSを使用する目的をSNSを運用するスタッフにも共有したり、SNSのノウハウを伝える、もしくは学んでもらうよう促すことが必要です。

SNSは上手く活用したいけど方法が分からない、という方が多いのではないでしょうか?次から生徒を増やすための具体的な方法をご紹介します!

塾のSNS集客で生徒を増やす3つのステップ

【ステップ0】既に入塾してもっている保護者にフォローしてもらう

意外に塾のSNSアカウントを入塾済みの保護者がフォローしていないケースもあるようです。

 

特に規模が大きくない塾では、いかに既存の保護者とつながるかが大事になってきます。

 

これが前提となりますので、全員は無理にしてもある程度はフォローしてもらっている状態からスタートしたいところです。

 

フォローしてもらう方法としては

単にフォローをお願いします、ではなく保護者にとって役に立つ情報などを発信していきます、など何の情報を保護者に伝えるか、ということも加えた方がフォローされやすいです。

 

それは保護者にとって有益な情報であった方が良いので、これについては次のステップでご紹介します。

それでもフォロー数が増えなければ、登録すれば文房具などをプレゼントするなど、特典を付けるのも一つの方法です。
それでも難しければ、SNSで塾から案内やお知らせなどを伝えるので、という理由などで必ずフォローしてもらうというお願いをしても良いかもしれません。

【ステップ1】既入塾の保護者・生徒(高校生中心)の満足度を高める

全てのステップの中で、これが一番大事なポイントです。そして、満足度をどうやって高めるかというと、

 

フォロワー(既入塾の保護者・生徒(高校生中心))にとって有益な情報を提供すること

 

になります。

 

一般的にSNSは見ていて楽しい、という側面の方が見られる確率は上がりますが、塾のSNSで楽しめるコンテンツを考えるのも難しいですし、塾のイメージとしても「役に立つ」情報を提供した方が塾のブランドイメージも向上します。

大事なポイントが分かったところで、次はフォロワーの有益な情報は何か?どうやって見つけるのか?をご紹介します。

過去の投稿で、いいねが多い投稿内容はフォロワーにとって有益な情報である可能性が高いです。一方、少ない場合は内容もしくは、書き方などが問題かもしれません。

 

いいねが多い投稿のジャンルや内容について投稿してみることから始めるのも良いでしょう。

普段の保護者とのコミュニケーションで良く聞く悩みってご存じでしょうか?

 

それに対する情報をSNSでとりあえず発信してみるという方法もあります。

 

内容は、子どもが学習している塾の様子、進路情報、最新の教育情報、子育て(家で宿題をやらない子どもにどう接するか?)など、ジャンルを決めてみても良いかもしれません。

 

いくつか投稿してみて、反応を見てみると、フォロワーが何を有益だと感じているのかが分かってくるようになります。

何度か投稿をすると、いいねを何度も押してくれるフォロワーが分かります。その保護者に、「何が良かったか」「何の情報があるとうれしいか」など何人か聞くことは非常に有効です。

 

送り迎えに来る保護者であれば、その時に聞いて見たり、SNSのDMで直接聞くことも出来ると思います。

 

このフォロワーに聞く、というのが一番良い方法なので試してみて下さい。

このように、SNSを上手く活用しようと思うと、一定の時間とエネルギーが必要になります。

【ステップ2】情報拡散により、塾の認知度を高める

ステップ1では、既に入会した人向けの話でした。

 

このステップ2では、塾に入会していない保護者が、いかに自塾のSNSのフォロワーになってくれるか、という話です。

フォロワーが「これは良い情報だ!」「みんな(自分のフォロワー)に知らせたい」と思った時に、FacebookやInstagramではシェア、Twitterではリツイートされます。

 

そうなると、入塾していない保護者に自分の塾の投稿を伝えることができ、自塾の認知が広がることに役に立ちます。

 

シェアやリツイートの件数なども確認できますので、どのような投稿がシェアされているのかを分析してみて下さい。

 

一般的には、キャンペーンの内容などの一企業、一個人に関する話ではなく、自分のママ友も知っておいた方が良い情報(役に立つノウハウ、実際にやってみて良かったこと、最新情報など)などが拡散される傾向にあります。

何度もいいねを押してくれる保護者に、直接シェアをお願いしてみると、意外とすぐにやってくれるケースが多いです。

 

それは自塾へのロイヤリティが高くなっている証だからです。

 

改まってお願いする、というより「いつもいいねありがとうございます。良かったらシェアしてもらえると嬉しいです」という感じでお礼とともに、さらっとお願いするイメージでしょうか。

また物で釣っているようで恐縮ですが、、、

 

一般的な企業でもやっている手法です。何等かの特典があると、一部の人は動きますので試してみて下さい。

例えば、投稿の最後に「#学習塾」と#(ハッシュタグ)をつけると、フォローはされなくても、#学習塾を登録している人にも投稿が表示されます。

 

そうすれば、フォロワー以外からフォロワーされる確率が高くなります。

 

しかし、注意点として、これは全国展開しているような大規模の塾のみです。

 

1つの地域でしか塾事業を展開していないのに、全国にフォロワーが増えても、そのフォロワーが入塾する可能性はほとんどないからです。

 

中小の塾であれば、地域などが限定される#〇〇市〇〇とか#〇〇塾、などの固有名詞ぐらいでしょうか。

このようにステップ2では「未入塾のフォロワーを増やす」ということを重点的に行います。

【ステップ3】未入塾の保護者、生徒(高校生中心)に自塾のホームページに誘導する

SNSでの集客の最後のステップです。

 

フォロワーになった未入塾の保護者をSNSからホームページに誘導し、ブログを読んでもらったり、自塾の特徴やサービス、価格を知ってもらったり、体験学習に参加してもらったりする、というステップです。

 

SNSは情報を早く伝えることが出来る一方、情報の鮮度は短く、他の投稿に埋もれてしまいます。

 

ホームページは情報量も増やせますし、網羅性も高いので、SNSからホームページへ誘導して、自塾についてホームページでしっかり知ってもらうことが大事です。

 

SNSの投稿の際に、「詳しくはこちら」のような形でリンクを貼って投稿することでホームページへ誘導できます。

 

ブログの内容をSNSで簡単にお知らせして、後はホームページに誘導して読んでもらう、というのはステップ1からで実施して頂いた方が良いです。

 

しかし、SNSに未入塾のフォロワーがいないのに「体験学習キャンペーン」をお知らせしても反応はあまり見込めませんので、フォロワーを増やした後にPRすることをお勧めいたします。

単にSNSで投稿するのではなく、投稿した後にフォロワーにどう動いて欲しいか、を考えて投稿することが大事です!!

塾だと「バズる」などSNSだけで集客するのは難しい業界です。ホームページなど他の媒体と相乗効果を図りましょう!

SNSからホームページに来る動線を作っても、ホームページが魅力的でないとせっかく来てもらった未入塾の保護者が離れていってしまいます。 ホームページに関することは下記の記事も参考にして下さい。

何のSNSを使って塾の集客をしたら良いか?

SNSっていくつか種類があると思いますが、どれを使ったら生徒募集に効果的ですか?

こちらは良く聞かれる質問です。 あくまで筆者の経験からの回答をご紹介します。

Instagramはおすすめできません

Instagramは投稿内容にはリンクがはれず、ホームページに誘導しづらいのが理由です。

 

ストーリーからホームページへ誘導できますが、1日で消えてしまいます。

 

Instagramは女性のユーザーが多いので、ターゲットとしてはマッチしています。しかし、Instagramは写真が命。塾の生徒の写真をSNSに掲載するには保護者の許可も必要ですし、モザイクの子ども写真が「映える」とも思えません

FacebookかTwitter、もしくは両方がおすすめです

基本的には、自分の顧客(地域の保護者)が最も使っているSNSを使うことが有効です。しかし、LINEはステップ2,3のシェアする機能が弱いので向いていません。

 

LINEは未入会の保護者のリストがあり、それをグループにして情報を提供する(メルマガ的な使い方)には適しているツールです。

SNSでは未入塾のフォロワーを増やすことが必要でした。そのためには、シェアやリツイートがしやすいしやすいFacebookとTwitteが有効です。

 

また、FacebookとTwitterは投稿にリンクが貼れるのでホームページへ誘導しやすいのも特徴です。

令和3年に実施された総務省の調査によると、30代(n=247)のSNSの利用率は下記のようになります。

Twitter もFacebookも約半分ほどの利用率です。従って、どちらか、というより両方やった方がカバーできる人が多いからです。(もちろん、2つとも使っている利用者もいるのでLINEほどのカバー率ではありませんが)
大手の塾で、資金や人員に余裕があれば良いのですが、YouTubeは競争も激しくなってきていますので、中小の塾にはおススメしておりません。

既にフォロワーがいるSNSもあると思いますので、参考までにして下さい。

SNS は苦手という方がやるべきこと

簡単に出来るから始めたSNSだけど、集客しようと思ったら結構大変なんですね、、、

そんな感想をお持ちの方も多いと思います。

 

SNSは既入塾の保護者満足度を上げる、未入塾の保護者との接点を増やして、自塾の入会に結び付ける一つのツールです。

 

SNSが苦手だ、時間が無いという方は無理に取り組まずに代替案を実施すれば良いのです。未入塾の保護者に自塾を認知してもらったり、体験学習に参加してもらうために、オンライン広告を使う手段もあります。地域を指定してオンライン広告を出せる媒体もありますので、小さな塾でもオンライン広告は使える手段の一つです。

 

ただ、SNSのフォロワーの未入会者は、普段から塾からの情報を見ていることもあり、塾に対する信頼度は高くなっています。

 

それに比べて、オンライン広告だと、信頼がゼロからのスタートになりますので、そこは大きく違う点です。

塾の集客手段はいくつかありますので、SNSにこだわらず、優先順位をつけて実施してみて下さい。

【無料】中小の塾のためのSNS活用ガイド

また、Instagram、Facebook、Xなど各SNSの特徴をまとめ、中小の塾ではどのように活用したら良いかの資料を無料でご提供しています。インスタの活用法、フォロワー数を増やしたいなど、SNSの使い方に悩んでいる方はこちらもご参考下さい。

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