【事例あり】ホームページ作成する際に押さえるべき5つのポイント(マーケティングが大事)

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目次

ホームページを作る前に大事なポイントは「マーケティング」をしっかり行うことです。

 

マーケティングを行わずに作成してしまうと、せっかく作成したホームページをあまり見られない状況が続いてしまいます。

 

起業や副業など新しい事業を立ち上げようとする際に、自分のホームページのアクセス数を増やしたい、ホームページを使って集客をしたいと思われる方も多いと思います。事業を発展させようとする際に、ホームページは一つのツールでしかありません。ホームページを作ったから、自然とアクセス数が増える訳でもありません。

 

では、ホームページを作成する前に、何を検討しておいた方が良いのか?マーケティングの視点からは下記の5つとなります。

ホームページとマーケティングとどういう関係があるの?カスタマージャーニーって何?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

 

ここでは、上記の5点を検討することで、ホームページの何が変わるのか?それがアクセス数増加や集客にどうつながるかについて、一つの事例をもとに分かりやすくご紹介します。

ホームページ作成前にターゲットを決める

まず最初はターゲットを決めることです。

 

イメージしやすいように、一つの事例を設定したいと思います。このページでは、あなたが「コーヒー豆」の販売しようと事業を始めることを想定します。ターゲットを決めることで、ホームページ全体のデザインや色のトーンが変わってきます。

ターゲットによってデザインが変わる

まず、20代、30代の在宅ワークが増え、自宅時間を楽しむためにおいしいコーヒーを飲みたい人、と設定したとします。

デザインとしては若い方向けとういこともあり、最初の写真のようにポップな色使いでデザインしたほうが、印象が良い場合があります。2枚目のネオンをデザインとして取り入れてみたり、3枚目のような明るい色でコーヒーを想定させる写真を背景に使ったり、などのデザインも考えられます。

 

二つ目のターゲットとして、50代以上の方が土日にゆっくりくつろぎたい時にコーヒーを飲みたい人、と設定したとします。

成熟した「大人」向けですので、最初のコーヒーの画像のように、落ち着いた色使いで表現した方が、若者向けのポップな画像より、ターゲットが共感しやすいのではないでしょうか?

 

2枚目のように、高級感のあるホテルのカフェやラウンジで出てきそうなコーヒーみたいなイメージも表現できます。

 

また、3枚目のように、コーヒー豆の製造過程でのこだわりなどを伝えると、さらにターゲットに刺さりそうです。

 

このように年齢だけでも、ホームページのデザインは変わってきます。

年齢による色の見え方の違い

人間は年を重ね、高齢になっていくほど色覚が老化していきます。色覚とは色を正確に判断する感覚のことです。先天的に色覚に異常を来す方がいますが、加齢とともに後天的に色覚が変化してくる方もいます。

 

公益財団法人 長寿科学振興財団によると、一般的に、色覚に何らかの異常を来している人は、男性の20人に1人、女性の500人に1人いるといわれています。

 

しかしこれは、先天的な色覚異常を持つ人の人数であり、後天的な色覚異常の人は含まれていません。後天的な色覚異常の代表的な要因として挙げられるのが、白内障による色覚の変化です。

 

また、公益財団法人 日本眼科学会によると、白内障の初期の頃はなかなか症状が出にくいのですが、早い人では40歳代からすでに白内障が始まっている人がいます

 

80歳代になるとほぼ100%の人が、程度の差があるとしても、白内障になっているといわれています。

 

そのため、多彩な色覚に配慮して、情報がなるべくすべての人に正確に伝わるように、カラーユニバーサルデザインが作られています。東京都が設定しているカラーユニバーサルデザインから、いくつかご紹介します。

 

〇 濃い赤は黒く見えてしまう場合がある

強調のために赤を使う場合がありますが、色覚が悪いと濃い赤は黒く見えてしまいます。銀行や役所で、受付番号を表示させる機会がありますが、その文字の色は赤より、白の方が色覚弱者に「配慮した」デザインとなります。

 

ホームページでも同じで、落ち着いた雰囲気を出そうと黒や暗めの色を背景に使う場合は、文字の色は赤を使ってしまわないように注意が必要です。

 

〇 パステルカラー同士の組み合わせは避ける

トイレの男女の色を、最初の写真のようにピンクと水色で表示すると、この2色は混同しやすく判別が困難な場合があります。次の写真のようにピンクをオレンジ、水色を青色にすると彩度の高くなり、誰もが識別しやすくなります。

 

ホームページであれば、パステルカラーを使うと、爽やかさやフレッシュな印象を与えますが、パステルカラーだけを使ってしまうと、人によっては見にくいサイトになってしまいます。

 

このように世代によってもデザインの留意点は数多くあります。また、視覚的に見てしまうサイトとそうで無いサイトがあり、それはデザインが大きな影響を及ぼします。下の記事に詳細を記載しておりますので、詳しくはこちらをご覧ください。

ホームページ作成前に事業コンセプトを決める

1つ目のターゲットと一緒に検討することが多いのではないかと思いますが、2つ目は事業コンセプトを決めることです。この事業コンセプトによって、デザインだけでなく、どのようなコンテンツ(文章や画像)を書くべきか、クリアになります。

伝わって欲しいことは、自社の強み

コーヒー豆を販売しようとした場合、競合企業が数多く存在します。近所のスーパーでも買えますし、駅やショッピングモールにある輸入食料品店、喫茶店でも豆を販売しているところもあります。

 

消費者がその多くの競合他社の製品ではなく、自分のコーヒー豆を選んでもらう必要があります。そのためには、消費者から「買ってもらう理由」が必要になりますが、それが自社の強みです。

 

例えば、そのコーヒー豆が環境にやさしい方法で製造されたとします。

 

SDGsということをご存じでしょうか?外務省によると、下記のように説明されています。

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。

最近、自社や消費者の利益だけでなく、環境に優しいとか、何かの社会課題解決に寄与する、など持続的な社会が続くような企業の取り組みが注目されています。

 

企業広報戦略研究所が全国生活者1万人を対象とした『2020年度 ESG/SDGsに関する意識調査』によると、性年代別で「SDGs」について「知っている」(「詳しく知っている」「聞いたことはある」の合計)と回答した人を見てみると、男性の中では、20代の認知率が最も高く61.7%、30代男性では48%という結果に。また、女性の中でも20代の認知率が41.3%となっています。

20代、30代をターゲットにしているケースであれば、「環境に優しい」手法で製造していることを一つの強みとしてホームページに詳しく掲載する、ということが考えられます。

 

若い世代がホームページを他社と見比べて、「この商品は環境に配慮している製品だから買ってみようかな」と思ってもらう、ということです。

 

実際は、価格や品質、口コミなど総合的に判断されるとは思いますが、消費者が総合的な判断をする際に、他にはない強みを伝えておくことは非常に重要です。

 

このように、他の競合他社と比べて何が自社の強みなのか、が明確になると、ターゲットに応じて、ホームページのコンテンツが決まってきます。

コンセプトを決めれば、売り方が変わる

次に事業コンセプトです。事業コンセプトを簡単に表現すると、自社の商品・サービスを「誰に」「何を」「どのように」提供するのか?ということです。「誰に」はターゲットで、「何を」「どのように」は強みの部分が反映されます。

 

コーヒー豆を事例として、簡易的な事業コンセプトを「20代、30代で在宅ワークが増え、自宅時間を楽しむためにおいしいコーヒーを飲みたい男性」が「環境に優しいコーヒー豆を使って」「挽きたての香りが楽しめるコーヒー」を提供する、とします。

 

この場合、男性はコーヒー豆を買ってコーヒーを飲むために自分で豆を挽いて、ドリップする必要があります。

 

インスタントコーヒーの機械を使う場合もありますが、在宅ワークが増えてコーヒーを楽しみたい場合、自分でハンドドリップする人が増えています。こだわりのコーヒーミルで豆を挽き、おしゃれなドリッパーやペーパーフィルター、ドリップポットを使いたいという人たちです。

 

その場合、どうやったらハンドドリップでおいしいコーヒーを作れるのか、どのコーヒーミルがハンドドリップに適しているのか、おしゃれで機能的なドリップポットはどの製品か、などターゲットが知りたい情報があります。その情報についてホームページのブログなどでお知らせするという方法もあります。

 

それに対して、男性ではなく、20代、30代で在宅ワークが増え、自宅時間を楽しむためにおいしいコーヒーを飲みたい女性」が「環境に優しいコーヒー豆を使ったドリップバックを」「忙しい家事の合間に本格的なコーヒーが楽しめる時間を提供」という事業コンセプトだとします。

 

この場合は、コーヒー豆という製品を豆の状態で売るのではなく、ドリップバックという形にして販売する、ということが考えられる事例です。これはホームページというよりは商品開発の部分ですが、このように性別によっても大きくコンセプトが変わってきます。

 

ではどのようにしてターゲットやコンセプトを決めるのか?詳細はこちら ↓ を参考にしてみて下さい。

3つ目は、より消費者の立場で考える手法です。

カスタマージャーニーを決める

カスタマージャーニーとは

顧客が商品やサービスと出会い、そこから購入し、その後に共有や拡散するまでの道筋のことです。

 

先ほどの「20代、30代で在宅ワークが増え、自宅時間を楽しむためにおいしいコーヒーを飲みたい男性が、環境に優しいコーヒー豆を使って、挽きたての香りが楽しめるコーヒーを提供する」という事業コンセプトで説明します。

 

ターゲットの行動特性によって、5つ程の段階に分けて検討します。

①課題・興味関心

在宅ワーク疲れから、自宅でもおいしいコーヒーを飲みたいと思い、自分でハンドドリップで作ってみようと思っている。
しかし、どの豆を買ったら良いのか、どんな道具を使ったら良いのか分からない。

②情報収集

スマホでコーヒー豆や道具について検索。友人にコーヒー好きがいたので、友人にも聞いてみる。

③評価・検討

近所の輸入食料品店でもコーヒー豆が買えると知って訪問。ネットの情報と合わせて検討する。

④購入

口コミを見て良さそうだったので、コーヒー豆を購入

⑤共有・拡散

初めて自分でハンドドリップしたコーヒーがおいしく、SNSに投稿

このように、顧客の心理や行動を段階で分け、その段階に応じて顧客の行動や心理を明確にし、自分たちの商品やサービスをどのように知ってもらうか、購入してもらうかについて検討することです。

ターゲットの行動シナリオとホームページに記載すべき内容

例えば、②情報収集の際に、顧客が「おいしいコーヒー」「作り方」のような検索をしたとします。 自社のブログに「おいしいコーヒーの作り方」というタイトル記事を掲載していて顧客がそれを読んだとします。そのブログに自社の商品のリンクなどを貼っていれば、自社の商品を知ってもらう良いチャンスとなります。 また、③比較、検討では、他社情報を比較する際に口コミを購入の判断材料にしている人も多いです。従って、ホームページには「お客様の声」という内容も必要になってきます。 このように、顧客が購入するそれぞれの段階で行動と必要な情報が違います。その行動シナリオを作成し、段階ごとに顧客が必要な情報を提供しつつ、自社のコーヒー豆を買ってもらうようなコンテンツ作成が大事となります。

ホームページ作成前に集客ルートを決める

4つ目は、ターゲットや事業コンセプトに基づいて集客ルートを決める、ということです。

 

ホームページは売り上げをあげる一つの手段にすぎません。SNSなどのオンラインでの手法だけでなく、実際に販売したり、チラシなどの広告を活用したりオフラインでの手法もあわせて検討する必要があります。

ホームページをどう活かすかが明確になる

また20代、30代向け男性のコーヒー豆の例を使いましょう。先ほどお伝えした、ターゲットが欲しい情報をブログに掲載し、検索してホームページに来てもらうという方法があります。

 

加えて、20代、30代であればSNSを良く活用しています。Social Media Labによると、Twitter、Instagram、Facebook、Tiktokのうち、2022年11月時点で20代、30代のアクティブユーザーが最も多いSNSはTwitterとのことです。

 

Twitterで様々な情報を発信し、そこからホームページに来てもらうという流れを作ります。Twitterは特に文字数が限られているので、情報のポイントだけを投稿し、後はホームページを見てもらうという流れがスムーズかと思います。

 

他にもオンラインでは、検索した際にサイトのトップに表示される広告(リスティング広告)やSNSの広告も活用できます。

 

オフラインでは、マルシェや展示会などに出店して直に販売する方法もあります。

 

オフラインの良い点は、顧客と直接話すことができ、顧客の考えやニーズを肌で感じられるところです。強みと思って「環境に優しい」ことを顧客に伝えても、思ったより反応は薄く、別の部分に興味をもっているかもしれません。その顧客との対話を重ねていき分かったことに応じて、ホームページの内容を修正していけば良いかと思います。

 

オンラインだけでは分かりにくい部分を、実際の顧客と対話することによって分かることも多いので、オンラインだけではなく、オフラインでの販売促進も重要なポイントです。

ホームページ作成は必要か?

ホームページの活用を検討していると、そもそもホームページは不要では?というケースもあります。

 

今度は、20代、30代で在宅ワークが増え、自宅時間を楽しむためにおいしいコーヒーを飲みたい女性」が「環境に優しいコーヒー豆を使ったドリップバックを」「忙しい家事の合間に本格的なコーヒーが楽しめる時間を提供」という事業コンセプトの場合です。

 

仕事と家事で忙しい女性の中で、じっくり情報収集して商品を検討する時間もない方の方が多いのではないでしょうか?それであれば、20、30代の女性が多く使用している、Instagramだけで商品のPRを行い、販売までつなげるという方法も考えられます。

 

あまり必要性がないにも関わらず、とりあえずホームページを作ること自体、時間とコストの無駄になります。ぜひ、集客方法まで検討した上で、ホームページ作成に取り組んで欲しいものです。

分析・改善のために、プロセスと結果の指標を設定する

最後に、今までの内容を仮説として、それを実行した後にどうだったか検証するために指標を設定することが大事なポイントとなります。

「仮説」が無いと、効果的な改善が出来ない

起業や副業、新しい事業を始める際に、自分の専門性の高い分野で事業を始める方は、勝ちパターンのようなものをご存じかと思いますので問題ありません。しかし、新しい分野でチャレンジしたい方の場合、成功するにはどうしたら良いかという仮説を立てることが大事です。

 

今まで、ホームページ作成時に必要なマーケティングの視点で大事な点をご紹介してきましたが、これらがまさに「仮説」になります。

 

ホームページやSNSはオンラインで実施していることもあり、圧倒的に様々なデータを取得することができます。ホームページにアクセスしてくれている世代、性別や、ページのどのあたりで離脱しているのか、どれくらい問い合わせがあるのか、などなどです。

 

そのようなデータも仮説がないと、ただの数字に終わってしまいます。せっかくデータが取れるので、上手く活用して改善に役立てたいものです。

ターゲットの行動ストーリーに基づいた指標設定

データを上手く改善に役立てる方法の一つとして、カスタマージャーニーで設定した5段階ごとに注目すべき項目と、目標値を設定することが大事です。

 

再び、20代、30代の男性に向けた事例です。

 

仮説としては、ブログでコーヒー豆やハンドドリップに関する様々な情報を掲載し、検索して来てくれる人が、購入できるページからコーヒー豆をオンライン上で購入してもらう、という行動を流れとして設定しています。

 

ホームページの内容は、「トップページ」「環境に優しいコーヒー豆について」「購入者の声」「ブログ」「商品購入」のカテゴリーでページを作成したとします。

①課題・興味関心

仮説:コーヒー豆、ハンドドリップに関し、読者に有益な情報を伝えている

目標の項目:ブログのアクセス

目標値:月間1万アクセス

②情報収集

仮説:ブログに来た読者が、自社の強みである環境のページを閲覧し興味をもってくれる

目標の項目:ブログだけ見て、商品ページまで行かない割合

目標値:40%(=60%は商品ページを見てくれる)

③評価・検討

仮説:口コミを読むと、最後の一押しとしてコーヒー豆を購入してくれる

目標の項目:購入者の声のページを見た人が購入する割合

目標値:20%

④購入

仮説:商品購入ページに来たユーザーは操作に迷うことなく購入できる

目標の項目:購入ページに来た人が実際に購入した割合

目標値:25%、300個(月)

⑤共有・拡散

仮説:購入者がおいしいコーヒーを飲むことができ、SNSに拡散する

目標の項目:#〇〇コーヒーの数

目標値:購入者の半分、150

これはあくまでシンプルにした例ですが、ポイントは振り返られるように、仮説を持ち、それにあわせた目標の指標を設定することです。

 

④の購入者の目標が月に300だとして、先月は200しかなかったとします。その原因は、そもそも①アクセス数が少ないのか、②ブログだけ見て去ってしまう人が多いのか、など途中のプロセスを分析できます

 

①のアクセスが少ないのであれば、ブログの記事を増やしたり、内容を見直して編集し直したりする対応が考えられます。②のブログしか読まない人が多いのであれば、ブログに他のページに移動しやすいようなデザインや設定を変えるなどの工夫もできます。

 

このように、仮説に基づいて目標となる指標を設定すれば、改善の方向性が見えてきやすいです。ぜひ、ホームページ作成前に仮説を立て、この指標を検討して頂けたらと思います。

まとめ

ホームページ作成前にマーケティング視点で大事なポイントをおさらいします。

今回はコーヒー豆の事例を通じてご紹介いたしました。ぜひご自分のチャレンジした事業、ビジネスに当てはめて検討下さい。

 

マーケティングと言っても自分で考えられない、何か考えるきっかけが欲しいという方がいらっしゃいましたら下の問い合わせよりご連絡下さい。無料でご相談させて頂きます。

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