フランチャイズで塾の開業に向いている人は? FCと個人塾のメリットを最大化するサービスもご紹介

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学習塾を開業しようと思っていますが、フランチャイズか、自分だけで塾を開業するか迷っています。

自分だけで塾を開業しようとすると、物件探し、教材選定、生徒募集などを全て一人で行う必要があります。

 

しかしフランチャイズだと既に指導や生徒募集のノウハウがあるため、個人塾より楽に開業することが可能です。

 

一方、フランチャイズには加盟金やロイヤリティの支払いなど費用面の負担も多いなどのデメリットがあります。

 

この記事ではフランチャイズ・個人塾のメリット・デメリットをまとめ、フランチャイズに向いている人、個人塾に向いている人の特徴についてご紹介します。

 

また、様々なフランチャイズの会社がある中で、フランチャイズと個人塾のメリットを最大化するおススメのサービスもお伝えします。

  • 塾の開業はフランチャイズか?個人塾か?
  • フランチャイズの開業に向いている人
  • 両者のメリットを最大化するおススメのサービス
  フランチャイズの開業に向いている人
  1.  塾の経験が無い人
  2.  生徒を集められる見込みが持てない人
  3.  資金的余裕がある人
  個人塾の開業に向いている人
  1.  上記以外の人
  2.  小さく塾を始めたい人
  • 元公文社員、学習塾業界の経験が18年
  • 生徒数2倍、ホームページアクセス数2.3倍など実績多数
  • コンサルティングや関わった塾は300件以上
  • 経済産業省、ドリームゲート認定アドバイザー

塾の開業はフランチャイズか?個人塾か?

フランチャイズと個人塾のメリット・デメリットについて項目ごとに見ていきたいと思います。

経営方針

経営方針といってもいくつか項目がありますが、この記事では下記の内容としてご説明いたします。
  • どんな子どもを育てたいのか、教育を通じてどんな世の中にしていきたいのか、などの経営理念。
  • その理念に基づいた教材、教室運営、広告戦略など。

フランチャイズは、本部の経営方針に則って塾経営をする必要があります。
そのため、経営方針は自分で大きく変えることが出来ません。

 

従って、自分の経営方針に合うフランチャイズの会社が見つかれば良いのですが、そうでない場合はフランチャイズを開業した後に、色々不満が出てくるリスクが高いです。

 

また、教育業界は大学入試改革、アクティブラーニングやICTの導入など大きな変化が起こっていますが、フランチャイズの会社がその変化にどう対応していくかというスタンスや考え方などもフランチャイズ選びの検討ポイントです。

個人塾はフランチャイズのような縛りがありませんので、自分自身で経営方針を決めることができ、塾運営の自由度が高くなります。

 

ただ、自由度が高い分、全て自分で決めなければならないことになりますので、様々なことに悩んだり、孤独になりがちです。

開業のコスト

開業のコストはフランチャイズと個人塾では大きく違います。

フランチャイズは加盟金などの支払いがあるため、一般的に個人塾より費用がかかります。

 

従って、フランチャイズを検討されている方は、資金に余裕がある、もしくは金融機関等からの借り入れが必要です。

フランチャイズは会社によって大きく違ってきますが、300万円~1,000万円が目安です。会社によって金額だけでなく特徴も違いますので、何社か個別に問い合わせて比較することをおすすめします。

個人だと、塾の場所を何にするかで開業のコストが変わります。
  • テナントを借りた場合  300~600万円
  • マンションを借りた場合  240~400万円
  • 自宅の場合  50~150万円

こちらはあくまで目安ですので参考数値としてお考え下さい。

なお、開業資金についてはこちらに詳しく紹介しています。

塾の場所

自分の住んでいる地域で塾を開業したい、新しい住宅地が建設されている地域で塾を開業したい、など希望があるかと思います。

 

希望の地域に自分のフランチャイズの塾が既に開業している場合、開業できなかったり、距離の制限などであまり良い場所で開業できないケースがあります。

 

フランチャイズを希望されている方は、希望の地域に既に塾があるかどうかを確認した方が良いでしょう。

個人塾であれば、希望の地域で、駅前・住宅地・学校の近くなど、物件さえ見つかればどこで開業しようと自由です。

授業・生徒への指導

フランチャイズは既に教材や指導方法などが確立されています。本部からの決められた教材を使用し、授業を行います。

 

従って、塾の経験が無い方や、経験はあるけど指導全般を自分で抱え込むのが大変だと思っている方はフランチャイズが向いています。

ただフランチャイズでは、教材は今までのノウハウが詰まったものを提供してくれますが、その教材を使って生徒にどう指導していくかについては講師の力量によるところが大きいです。

それが塾の自由度になりメリットにもなりますが、この指導によって塾の実績の違いになることも事実です。

 

指導経験が無い方などは、指導法もある程度確立されたフランチャイズを選んだ方が良いかもしれません。

一方、自分なりの指導方法を試してみたい、自分で教材を作って指導したい方には個人塾の方が最適です。

 

教材や指導方針など自分のタイミングでいくらでも修正できるからです。

生徒募集

チラシはフランチャイズ本部から提供されることがほとんどで、ホームページも本部のサイトを使うので、手間も少ないです。

 

生徒募集のノウハウなども提供している会社もありますので、生徒募集の経験が無い方でも安心して開業することができます。

 

フランチャイズによっては知名度が高いところもありますので、そのようなフランチャイズだとブランド力によって集客にもプラスになります。

ホームページの作成、チラシの作成・印刷・配布など全て自分で行う必要があります。従って、手間と時間は非常に取られる項目です。

 

しかし塾経験が無くても、マーケティングの知識や経験があればそれを塾の生徒募集に活かすことは可能です。

困った時の対応

塾を開業すると、思ってもみなかったトラブルが起きることがあります。

 

生徒数の伸び悩み、学習習慣のついていない生徒が他の生徒の学習を邪魔する、要求の多い保護者の対応、会費の未納入、近くに競合の塾が出来た、などなどです。

 

そんな時にフランチャイズでは、相談にのってくれたりサポートしてくれる会社が多いです。

 

トラブルでなくても、何か悩んだ時、迷った時に相談できる人がいるというのは心強いものです。

個人塾では、そのようなトラブルの際に自分で考えて自分で対応する必要があります。塾の経験が無ければ、何をすべきか途方に暮れたり、間違った対応をしてしまうこともあります。

 

しかし、同じ塾経営者など普段より相談できる相手を持っておくなどの対策は取ることができます。

収入

フランチャイズでは開業費用もかかりましたが、塾運営についてもロイヤリティという形で支払わなければいけません。

 

ロイヤリティを払う分、教材の提供や生徒募集などのサポートを行ってもらう訳ですので、ロイヤリティ分のサポートをしてもらえるか事前に確認する必要があります。

 

ロイヤリティを支払う分、個人塾と同じ会費、生徒数であれば当然収入は低くなります。

 

個人塾で開業するより生徒が集まりそうかどうか、生徒募集についてどんなサポートがあるかについて、フランチャイズを選ぶ前に確認する必要があります。

生徒数が伸びれば、その分の収入がダイレクトに反映されるのが個人塾です。

 

自分で決断したり、やるべきことが多い分、生徒数が増えればその分の収入も増えることになります。

まとめ

今までの内容をまとめると下の表になります。
フランチャイズ 個人塾
経営方針
本部の意向に従うことが多い
自由に決められる
開業のコスト
会社によるが、加盟金などもあり高い
フランチャイズに比べると安い
塾の場所
制約あり
制約なし
授業・生徒への指導
教材やノウハウが提供される
自由に決めることができる
生徒募集
チラシデザインやノウハウが提供される
自由に決めることができる
困った時の対応
相談相手がおり、サポートしてくれるケースあり
一人で対応し、相談相手は自分で作る
収入
フランチャイズのメリットを活かし、生徒数を伸ばせば収入があがる
自分の努力次第

個人塾は自由度が高いが結果は本人の努力次第、フランチャイズは制約が多いが上手く活用すれば結果を出すことができる、という感じになります。

フランチャイズ開業に向いている人

フランチャイズ、個人塾の特徴を踏まえ、フランチャイズに向いている人と個人塾に向いている人の特徴をそれぞれご紹介します。

フランチャイズに向いている人

  • 塾の経験が無い人
  • 生徒を集められる見込みが持てない人
  • 資金的余裕がある人

開業して多くの塾で継続的に課題になってくるのは『生徒募集』です。

 

これが出来ないと塾を続けることさえ難しくなります。従って、生徒募集に自信が無かったり、そもそも塾の経験が無い人はフランチャイズの方が向いています。

 

そして現実的には、希望のフランチャイズがあれば、開業時に支払える資金的余裕があったり、金融機関から調達できる人であればフランチャイズで開業できます。

個人塾に向いている人

  • 上記以外の人
  • 小さく塾を始めたい人

塾の経験があり、不安はあるけど生徒も集めることができると考えている人は個人塾が向いています。

 

また、自宅などで近所の子どもを集めるなど、小さく塾を始める方も、フランチャイズよりかは個人塾の方が向いています。

 

自宅だと塾の毎月に支払う費用が少なく、失敗のリスクも小さくて済むからです。

両者のメリットを最大化するおススメのサービス

おすすめのサービスは『すらら』

フランチャイズでは無い形で塾の開業を支援しているのが『すらら』です。

 

AI教材を使用し、生徒一人ひとりの理解度、定着度に合わせた教材を提供しているので、保護者の『我が子の学習をしっかり見て欲しい』というニーズに上手く応えられています。

 

そして多くの塾では講師の人材確保が大きな経営課題となっていますが、すららではAI教材自体が先生なので講師を雇う必要もなく、人件費が押さえられ、加盟金・ロイヤルティもゼロなので利益率も高くなります。

 

開業後も勉強会を開いてくれたり、塾経営者同士をつないでくれたりと手厚いサポートも安心できるポイントです。

 

詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

両者のメリットを最大化

そしてフランチャイズと個人塾の両者のメリットを活かしていることも特徴です。

 

前半の項目をすららに当てはめると、下記のようになります。

経営方針 自由に決められる
開業のコスト
加盟金が無く、フランチャイズに比べると安い(ただし、教材費等によって個人塾より高くなる)
塾の場所
制約なし
授業・生徒への指導
教材やノウハウが提供されるが、別にカリキュラムを組める
生徒募集
自由に決めることができるし、チラシデザインやノウハウが提供される
困った時の対応
相談相手がおり、手厚いサポート
収入
自分の努力次第だが、人件費・固定費を抑えられるため利益率は高くなる
フランチャイズではありませんので、経営方針を自分で決められます。 そして、AI教材は使いますが、基礎学力をAI教材で担い、受験対策を自分の授業で行う、など柔軟な塾経営も可能です。

向いている人・向いていない人

基本的に、どのような方でも上手く使える仕組みです。

 

しかし、塾経験者の中には指導方法に独自の考えやこだわりがある方も多いのではないでしょうか。そんな方は向いていないかもしれません。

 

ただ、開業の説明会をオンラインでやっていますので、自分の指導方針とあっているかどうか確認することができます。

 

塾の経験が無い方でも誰でも参加できますので、興味があるかたはこちらから説明会に参加してみて下さい。

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