【英語塾の集客】経営を見直すべき3つのポイントとは?

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英語の塾を経営していますが、生徒数が伸び悩んで困っています。英語のニーズは高いと思っているのですが、どうやったら生徒が増えるのでしょうか?

英語の学習サービスについては、子どもから大人までニーズが高く、ニーズが高いために競合も多いのが現状です。

 

英語専門の塾や英会話スクールの経営者にとっては、同じ地域にある塾だけでなく、オンライン英会話や英語教材、アプリなど様々なサービスや商品が競合になり得ます。

 

そのため、生徒数の確保に悩んでいる英語塾の経営者も少なくはありません。

 

この記事では英語塾の経営を見直す3つのポイントを紹介し、英語塾の生徒数を増やす方法について解説いたします。

  • 英語市場は拡大の見込み
  • 英語塾の経営を見直すべき3のポイント
  • 生徒数を増やすためには?
  英語塾の経営を見直すべき3のポイント
  1.  ターゲットの明確化とニーズ把握
  2.  他の英語学習との違いを明確化
  3.  塾の成果を分かりやすく伝達
  • 元公文社員、学習塾業界の経験が18年
  • 生徒数2倍、ホームページアクセス数2.3倍など実績多数
  • コンサルティングや関わった塾は300件以上
  • 経済産業省、ドリームゲート認定アドバイザー

英語市場は拡大の見込み

まずは英語学習の市場を確認してみましょう。

2030年には3,500億円まで拡大予測

矢野経済研究所が2030年の外国語市場(成人向け外国語教室、幼児・子供向け外国語教室、フリースクール市場)は、2030年までに3,500億円まで拡大すると予想されています。

(出所:矢野経済研究所)
政府は大人の学びなおしを推進する政策を取っていたり、経済のグローバル化を推進していることも要因だと分析されています。

小学校からの英語教育や、私立小中学校へのニーズの高まりなども影響しているんでしょうね。

外国人観光客の増加

外国人観光客がコロナ前より増えているという話は、TVなどのメディアだけでなく、街を歩いていても感じるところではないでしょうか。

 

昔は、「日本にずっと住むから英語はいらない」という人もいましたが、そうは言っていられない世の中になってきています。

小中の英語学習のギャップ

2021年あたりから中学校の英語学習の内容が、以前に比べて格段に難しくなったと言われています。

 

学習指導要領の改訂による影響が多いのですが、中学英語についていけなくなった生徒の英語学習のニーズは以前より高くなっています。

英語の需要が高まっていることは一つの大きなチャンスです。これを活かして生徒数を増やすための3つのポイントをこれから解説していきます。

経営ポイント①ターゲットの明確化とニーズ把握

年齢によってニーズが違う

英語は学習する年齢によってニーズが大きく違います。ニーズが違うということは、カリキュラムや成果の見せ方、広告の仕方も違ってくることになります。

 

「楽しく学習しながら本物の英語力をつける」のようなキャッチコピーは誰にでも当てはまりますが、誰にも刺さらない表現になってしまっています。

 

ターゲットを絞ることで、「どのような特徴がある英語塾なのか」が明確になり、キャッチコピー一つにしても伝わりやすくなります。

ターゲットを絞るために、まず年齢ごとの主な英語学習のニーズ例をみていきましょう。

幼児

幼児から英語を勉強させるご家庭は教育熱心なところが多い傾向にあります。

 

我が子をバイリンガルにさせたい、インターナショナルスクールに通わせたいなど、目的が明確です。

 

私立学校では小学校1年生から英語の学習を導入しているところもありますので、そのための準備と考えている保護者もいるでしょう。

小学生

小学校からの英語学習が義務化になっていますので、学校の授業についていけるように、小学生から英語を学んで将来活かせるように、というニーズが高いです。

 

試験対策というより、英語を使って「コミュニケーションを取る機会を増やしたい」というイメージでしょうか。

 

また、学校で英語を勉強して楽しかったから、もっと英語を使いたいという子ども主体のニーズもあります。

中学生~高校生

中高生は完全に成績、試験対策、受験対策というニーズが高いです。

 

前述したように、中学校の学習内容が難しくなっているので学校の授業についていけなくなったから、のような生徒も最近は多いです。

大学生

英語を学ぶ人口はガクッと落ちてしまいますが、留学するために英語力を高めたい、TOEFLの点数を取りたい、英語で小論文を書けるようになりたいなど留学関連のニーズが多いでしょう。

 

また、就職活動のためにTOEICを受験して英語を使う仕事につきたいなども考えられます。

ビジネスマン

ビジネスマンだと急に英語を使って仕事をしなければならないので切実です。

 

・駐在員になる(目指す)
・海外出張時に使う
・英語の会議で発言する
・英語で交渉を行う
・英語でのメールのやり取り

 

など人によって使うシーンや目的がある程度明確です。

インバウンド

観光客を受け入れている施設や店舗で働くスタッフが中心となります。

 

中学校英語も怪しい人が、外国人観光客との定型的な対応や、簡単なコミュニケーションを学ぶニーズが多いです。

シニア

趣味として英語を学ぶニーズです。

 

海外旅行に行った時に使える英語を学びたい、外国人観光客とコミュニケーションを取りたいなど、日常会話を学びたいニーズが考えられます。

どの層をターゲットにするか?

よく子どもから大人まで対応している英語の塾やスクールを見かけます。子どもがたくさんいる塾に大人は入塾を躊躇しますし、逆も然りです。

 

また、子どもと言っても幼児、小学生と中高生はそれぞれニーズや英語のレベル、求めている成果が違います。

 

例えば、バイリンガルになって欲しい親と、英語の定期テストの点数が平均ぐらい超えて欲しい親と、同じようにPRしていては生徒が集まりません。

従って、ターゲットを絞って効果的な学習カリキュラムを設定したり、PRすることが大事なポイントです。

でも今来てもらっている生徒の年齢層の幅は広いので、あまり変えたくないのですが、、、

ターゲットを絞らないなら、年齢層とそのニーズにあったカリキュラムやPRの仕方を検討してみて下さい。

経営ポイント②塾の成果を分かりやすく伝達

英語は成果を感じづらい

英会話スクールを辞めて、別の塾に入ったという保護者の話を良く聞くことがありましたが、その理由の多くは「成果を感じられなかった」でした。

 

1年間、英会話スクールに通ったけど、簡単な英単語も書けなかったのがショックだった、のような話を良く聞きます。

特に小学生はコミュニケーションをカリキュラムの中心にしているため、実際は子どものコミュニケーション力はついているけど、書く力が弱いから保護者が効果を感じられていない、ということが理由です。

従って、塾に通った成果について、子どもであれば保護者に、大人であれば本人にきちんと伝える必要があります。

 

また、その成果をホームページやチラシなどで上手に伝えて集客につなげる必要があります。

成果を定量化

上手く成果を伝えるために、成果は可能な限り定量化することが大事です。

 

定期テストの結果や、英語試験のスコアなどが分かりやすいところでしょうか。

 

会話といったコミュニケーションでも、スキルに分解して定量化することも可能です。例えば、英語でのコミュニケーションについて

  • 発音
  • 単語力
  • 文法力
  • 表現力

などに分けます。定期的に評価テストを行い10段階評価を行います。そのスコアの状況だったり、変化を保護者に伝えることで、「成果が出ている」ことを伝えることができます。

専門用語は出来るだけ使わない

英語専門塾のホームページを見ると、塾の特長や学習方法の中で「シャドウイング」とか「フォニックス」など英語学習の専門用語が多く記載されているページを見かけます。

そのような専門用語は、英語を専門に学んでいない人にとっては意味が分かりません。意味が分からないということは、塾の良さが伝わらない、ということになります。

出来るだけ専門用語は使わず、使ったとしても意味が分かるような説明や注釈を入れることが大事です。

動画は分かりやすい

自塾の成果を伝えるため、ホームページなどに先ほどお伝えした定量的な成果や、学習者・保護者の声などを掲載することは大事です。

 

そして、英語の発音の上手さや、小さな生徒が流暢な英語を話せるインパクトなどを与えられることができるのが動画です。

 

今はスマホ撮影の動画の質も悪くは無いので、本人や保護者の許可を得た上でホームページに掲載してみて下さい。

Googleマップの口コミ

これは英語塾に限ったことでは無いですが、インターネット上に口コミが無い塾は生徒募集に苦戦している傾向にあります。

 

今はインターネットで情報を収集するので、インターネットに口コミが無いと、塾を選ぶ選択肢にさえ入りません。

 

協力してくれそうな生徒や保護者に個別に入力を依頼してみましょう。

 

詳しくは、こちらに解説しています。

経営ポイント③他の英語学習との違いを明確化

最後は競合との差別化です。英語学習サービスは塾に限らず競合が多いため、多数の競合から選んでもらう必要があります。

 

その代表例と差別化の例についてご紹介します。

他の英語塾、英会話スクール

まず、同じ地域の英語塾や英会話スクールのホームページをリストアップしてみましょう。

 

各校のホームページをチェックして、それぞれの強みを調べます。

 

そして自塾の強みと比較して、内容が似ていたり同じであれば、違う視点の強みを検討していきます。

 

詳しくはこちらに解説しています。

学習塾

中高生をターゲットにしていれば、英語以外の教科の成績まで見ることができませんので、どうしても他塾に行ってしまいがちです。

 

そこでの差別化の仕方としては、

1科目に特化している特性を上手く活かして、「〇〇英語塾だったらどんな生徒でも英語の成績が伸びる」のような成果を出すことが考えられます。

 

英語だったら、他塾よりも成績が伸ばせるし、アルファベットが書けない高校生でも成績が伸びる、など尖った成果を出せたら差別化できます。

英語のイベントを実施することで、生きた英語が身につけることができるなども差別化の一つです。

 

夏休みに英語しか使えない2泊3日のキャンプを実施するなど、楽しみながら英語を使えるイベントなどが考えられます。

オンライン英会話、アプリ

オンライン英会話やアプリなどの他の競合については、まずはそれぞれのメリット・デメリットを理解することが大事です。

値段だけで言うと、オンライン英会話は安くて多くの英会話を学べる時間があるのがメリットです。

 

しかし、先生によって授業の質にバラつきがあったり、日本語サポートが無いために授業に不安がある人も多いのも事実です。

アプリは安く、いつでもどこでも勉強でき、分からないことをすぐに分かることもメリットです。

 

しかし、学習習慣が無いとアプリを上手く活用できなかったり、部分的なことは理解できていても、全体像が見えずに学力が上がらないというケースもあります。

 

上記のようなデメリットに対して、自塾のサービスでは

  • 講師は正社員のみ
  • 分からない場合は日本語でサポート
  • 学習意欲を引き出す指導
など逆手に取ったPRを取れば良いのです。

生徒数を増やすためには?

まずはどの年齢層の生徒に多く来て欲しいかを考えてみて下さい。

 

そして、その年齢層のニーズにあったサービスを提供しているか、差別化が出来ているか、そして定量化された成果を含めた効果的なPRが出来ているか、について見直してみて下さい。

 

もし、どのように差別化して良いか、PRしたら良いか分からないなどありましたら、こちらまでご連絡下さい。

 

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